Column
2021.01.17
全国民が認識するべき捕鯨法の闇
このコロナ禍の2020年の暮、12月にマスゴミに一切取り上げられず、またもや易々と大切な法案が可決してしまいました。
それは「捕鯨法」です。
イマイチなぜ鯨の法律が私たちにそんなに大切な問題になってくるか、ほとんどの国民が知らされて居ないので、ゆっくりとひも解いて行きましょう。
クジラの基礎
まず、鯨は言うまでもなく地球上で現在一番大きな動物です。そして海に住んでいます。
鯨類は海洋生態系の中で一番上に存在しているので、生物濃縮により高濃度の汚染物質を体内に溜め込んでしまいます。
(小さな魚は少し大きな魚に食べられて、その魚はそれより大きな魚に食べられています。よって体が大きくなれば成る程食べた魚の汚染物質が沢山溜まります)
大型の魚類は厚生省に一日80gと推奨されています。水銀やPCBなどの汚染物質が大量に入っているからです。
たとえばバンドウイルカ(クジラ肉として販売されます)は、基準値のなんと2000倍以上の数値が検出されています。
これば恐るべき数値!!
捕鯨法と給食の関係
そして、本題の捕鯨法についての闇をお伝えします。
この新たな法律「鯨類の持続的利用確保に関する法律」には、私達の大切な子供が食べる給食にそれを積極的に食べさせる事に決定したのです。
恐ろしいでしょう??? 日本の未来を担う子供達をどうするつもりなの?と思いませんか?
ちなみに世界的に悪評の高い「The Cove」で有名な和歌山県の太地町(たいちちょう)では小型鯨類を捕獲していて頻繁に食肉されている地域ですが、そこは筋萎縮性側索硬化症(ALS)の多発地域としてこれまた世界的に有名。
認知症やパーキンソン病なども多発しています。
水銀が体内で無毒化するなんて誰もそんな研究発表していないのに、易々と満場一致で可決ってどうゆうことですかね?賛成した先生方のお子さんに毎日まず、一年間食べて貰ってからにしてもらいたい。賛成するならそのくらいの責任感を持ってもらいたい!
捕鯨予算はなんと51億円
また、この法案の肝の一つに捕鯨予算が51億円になりました。日本はIWCを脱退して商業として現在捕鯨を行っているのは薄々ご存じだと思います。
これはつまり研究という名前で捕鯨して食用として使っていたものをやめて一般の会社が食肉用として捕鯨することにした。
というのに、未だに税金を億という単位で投入していたんです。国の事業ではなくなったのにですよ。
そしてその予算が51億。こんな業界は他にありません。全く意味がない。
ほとんどの人は鯨肉など口にしていないのに。なぜ税金が使われるのでしょう?それは利権と汚職の巣窟になっているからです。
普通なら需要がなければ会社は成り立たないので潰れます。しかし私たちのお金をこんな無意味な事にわんさか使われていたのです。
驚くことに、その殆どが捕鯨用の船のリース代です。しかもこの船が古くなったので200億円位かけて税金で新しく作っています。信じられますか?絶滅危惧種でしかも身体にこんなに悪いのに。
世界的にも大批判の元で訴えられているんですよ。
この捕鯨の闇は本当に深くて実は東日本大震災時の復興予算も23億円かすめとっていて全く地域の人に渡っていないんです。何に使ったかというと一切関係ないアメリカで訴訟をされているので支払う弁護士の費用などです。
ご興味がございましたら、LIAと言う動物愛護団体のHPやYOUTUBEで捕鯨を検索してみて下さい。
ぜひ、大切なお子様を守るために鯨を給食に入れないでと学校に訴えてみましょう。
参考資料
北海道医療大学
「市販鯨肉の水銀汚染と安全性」